今年になってからの仕事2!

ずめんや

2010年04月06日 08:00

今年の仕事第2弾!!!

林道工事です。(後述しますが、実際には作業道といいます)

責任者としてではなく、職人+雑用としてお手伝い
雑用はルート管理と丁張掛けです

半職人、半設計のずめんやは職人としても大忙しなのです
(型枠、配筋等土木職人、鍛冶屋、きこり、もちろん重機も(笑))

順調に進んでいたはずの工事ですが、雪雨が多かったので大幅に遅れてしまいました

とにもかくにも、無事終了。
箱根の軟弱な土質に悪戦苦闘しました


写真の白さは雪ではありません。霜です。長さ5cm以上にもなる霜を始めて見ました

追記

いわゆる林道というものには3種類あります。

林道・・・大型車も入る道(一般車両通行可)。恒久施設。コスト高。
作業道・・・2t車クラスまで通行可(一般車両通行不可)。一時的な施設。
       コスト・林道の1/10~1/20。勾配8%以下、幅員3m程度。
作業路・・・履帯式(いわゆるキャタピラー)のみ。一時的な施設。コスト・作業道の1/5程度
      勾配18%以下、幅員2~3m程度。

これまではタワーヤーダ(ワイヤー張架。吊り下げ式)使用で材搬出を考えていたので、林道がメインだった。
これからは搬出コストを下げる為、作業道・作業路の整備が急がれている。

作業位置から作業道まで最遠で200m、作業路まで最遠で50mが必要条件。
ともすると、作業道は50m/ha、作業路は200m/ha程度必要と考えられる。

林道等は林業のみでなく山の資源(山菜・鹿猪猟)の有効利用にも繋がるので、
伊豆地区では国や県の助成が活発な今、地方行政が優先的に取り上げるべき課題であると考える。

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